雑玩具新聞とは・・・

紙風船 かみふうせん

むかしは富山の薬売りで配られていたんだね

 以前に紙風船の"国際化"というメルマガで書いたのですが、この紙風船は、昔「富山のクスリ売り」今でいう「販促グッズ」だったようです。このクス リ売りの商売方法は革新的な販売方法だったといえますね!配置薬ということで「使った分だけ」とか「代金はあとから」などユーザーとの信頼関係を築く「先 用後利」という概念は、今でも通用するマネージメントでしょう。 その中で紙風船は、子供達へのお土産だったようです。

 その紙風船、材質からしばらくすると、破れたり濡らしたりして壊してしまう。そんなタイミングで、またクスリ売りの人が来る。それが「待ち遠し く」なる、という子供心の期待感にささえられた「ノベルティー・グッズ」「プレミアム・グッズ」だったと思います。これも宣伝広告費の使い方としては、すぐれた形だと思います。

 今でも販促の商いとして、子供が「薬局」に行くと「駄菓子屋グッズ」が貰えるのはその名残かもしれません。ファミレスなどでも小さなお子さんが来店すると「注文を聞きに来る時にはカゴに入ったおもちゃを持って来て選ばせることを見かけます。


          配置薬といえば富山だね。

紙風船-外国人にも人気、そして ちょっとした科学があった

 

 
この紙風船、科学的に見た時に奥が深いことと、今でも手作り作られる温かみも感じられます。 平面体から立体になり容積が突然増える玩具は、外国人には特に人気でした。空気が中に入っているのに、空気が抜けない(そういう風に見える)不思議さもあると思います。手まりのように空中で、軽くたたいても一定のサイズのまま保ちます。

 小さい穴から、空気が出にくい事が、変形に強いのではないかと思います。ツンツンとお手玉した時も、内部の空気が圧縮して紙風船内から出ようとしますが、出口が小さく出にくく圧縮された空気は行き場所を失い、一度変形した部分を戻そうとする。それがを小さな穴から空気取り入れてしまって、いつも一定の形を保 つ。
不思議な科学玩具ですね。

 そんなことには関係がないのですが、女性に人気なのは定番の「丸(球)」だけではなく、お魚や動物、野菜などのバリエーションに加えて、地球儀の青・アースカラーなども人気です。国の境を色分けしない"白い地球儀"なども平和のシンボルとして人気がありました。国が統一や分離・首都移転などすると、印刷も大変かもしれません。あとアイテム毎に色彩の柔らかさも良いのでしょうね!