雑玩具新聞とは・・・

ああ懐かしの人気者「平和鳥」


平和鳥は昭和27年に小林直三さんにより考案された。「平和鳥」とは商標であり昭和45年に平田棟雄さんにより登録されている。そのころよりブレイクし日本でもたくさんの平和鳥や水飲み鳥が生まれていった。実際すでにその商標されていた平和鳥は生産されていない。
今現在日本で唯一生産されているのが日本製としては唯一。(生産者の高齢化により当店では2007年には、取扱を終了した。2012・6/18追記)
平和鳥=ハッピーバード=水飲み鳥(ドリンキングバード)。

平和鳥の体はガラスでおおわれていて内部は空気を抜いてエーテルが入っている。まずくちばし(赤い顔全体がフェルト)を水につけフェルトに水を吸わせる。 離すと立ち上がり体がゆれる。フェルトの水は蒸発しエーテルから蒸発熱を奪う。頭部の蒸気は冷えて一部が液化し、蒸気圧は腹部の蒸気の圧力より小さくな る。そのため液体は管を伝わって上がる。頭部まで上がるとくちばしの部分などに入り頭が下がり再び水に頭をつっこむ。中のエーテルは蒸発と液化の繰り返し で減ることは内がコップに入れた水は蒸発していくので頻繁に水を与え続けるのである。
水があれば永久的にこの屈伸運動は続けられるしくみになっています。

平和鳥は日本製がいいのか中国製でいいのか?

この平和鳥には国産品と中国製があります(2012年現在)
台湾製も長く生産されていましたが、国の統括などにより中国の商品となってい ます。日本製は手作り生産のため、時には雑な仕上がりになって、ボンドがはみ出ていたりします。そう言っても、作動をチェックをしながらの工程のため、精 度はよいように思います。中国製は大量生産品ですので、仕上げも綺麗です。しかし、動く場所を決めてあげる必要があり、多少調整が必要です。好きな人に は、この微妙なさじ加減で動きが良くなるので、中国製の方が人気ともいえます。

誰も知らない平和鳥のお話

  日本製の平和鳥の液体の色は4色ありました。当店から手にした方も多いと思います。意外と知られていないのですが、この染色作業にちょっとした生産者の知恵があったのです。とっても売れていた「昭和」の時代なら、4色のタンクを使って生産すればいいのです。
し かし当店が扱っていた1997年(平成9年)頃~の数量は、どんなに頑張っても、昭和の良き時代の数量をこなせません。そこで、作業プロセスは、黄色→緑 →赤→青 という順番で見込み数量で作っていました。それで10年間の扱いの中で、色によっては長期に欠品していたのです。((+_+))その後、赤→青 →洗浄を繰返して生産をお願いしていたのです。

お酒が好きな平和鳥

お酒で実験してみました
平和鳥はお酒を嗜むのだという噂を聞きました 早速アルコール度の高いお酒を用意! なんだか、平和鳥が「早く飲みたい!」とでも言っているよう
まずは頭全体をお酒で湿らせます セッティングすると早々に動き出します 冷たい水よりもアルコールの方が動きがいいようです。(特にウオッカなど)

アインシュタインと平和鳥とマックスウェルの悪魔

アインシュタインも日本から贈られたこの平和鳥を見て大変興味を示したというエピソードがあります。(monoマガジン 1989年 150号記念特大号 P55)
1997年から10年間日本製を扱ってきましたが、当時と比べてたくさんの資料があり実験や検証も行われているようです。参考書としては、「マックスウェルの悪魔{都筑卓司=著)」「身近で発見 スゴイ科学 不思議な科学(吉村忠与志=著)」などがあります。
皆さんで答えを出して見ましょう。